初夏の九州旅行 (part15)





 停車して観光する時間が少々あるのですが、自由席からはあまり降りてい来る人はいませんでした。
 あちこちに色々なものがあるので、見ていると時間もあっという間に過ぎて行きます。
 また、天井部には懐かしき写真もありました。
 約5分ほどの停車時間ですがあっという間に発車時間が迫ってきました。
 10時23分、定刻通り発車しました。
 10時28分、次の停車駅、霧島温泉(きりしまおんせん)駅に到着しました。
 ここでも約5分ほど停車時間があります。
 ホームに降りて、ウロウロします。
トイレ部分のある側面にも「はやとの風」のロゴがあります。
 しかし、この駅では降りて散策する乗客はほとんどいませんでした。

先ほどの嘉例川駅とは大違いです。
 以前やっていた大河ドラマの篤姫舞台は鹿児島県です。
看板もありました
 こちらが霧島温泉駅の駅舎です。
鉄筋造りの駅舎です。
 このようにみているとローカル線というのが、わかる光景です。
 10時33分、定刻通り発車しました。

所々には、田んぼや畑があります。
 頭上には大きな高速道路の高架橋が見えてくると、次の停車駅に着きます。
 10時40分、大隅横川(おおすみよこがわ)駅に到着しました。
 この大隅横川駅も伝統のある駅です。
 この駅でも5分ほど停車時間があるので、さっそく駅を散策します。
 また、こいのぼりもあり、季節が表れています。
 こちらの駅舎の中も嘉例川駅と同様です。
 改札口です。 今は乗る乗客は多くないはずですが、歴史を感じさせる改札口です。
 大隅横川駅の駅舎も100年以上の歴史がある建物です。
 懐かしい形をしたポストや記念碑がありました。
 また、駅前の広場には蒸気機関車の動輪がありました。
 そして駅舎の中では、こいのぼり展が行われていました。
 こいのぼりのほかにも、石で造られたひな人形もありました。
 こいのぼり展を見ていると発車時間が迫ってきました。
 この駅には、太平洋戦争で被害にあった駅舎の柱がありました。
 駅の散策をしていると反対列車と行き違いました。
 しばらくすると、こちらも発車となりました。

反対のホームには、こいのぼりの飾りがありました。
 列車は、山道をのんびりと進んで行きます。
 10時54分、最後の停車駅である、栗野(くりの)駅に到着しました。
 この駅には、発車の合図の鐘がありました。  またこの駅から、以前は、旧山野線が分岐しておりました。
 すぐに発車となり、川内川を渡りました。
 山が少し離れて、周りは畑が広がってきました。
 しばらく進むと終着駅が近づいてきました。
 11時03分、終点の吉松(よしまつ)駅に到着しました。
 駅に着くと雨が激しく降っていました。

ここは、吉都線との分岐駅で主要駅です。
 吉松駅の駅舎には、大きな九州新幹線の絵がありました。
 先ほど乗った「はやとの風」は、鹿児島中央行きとなって、折り返します。
 駅には、このような列車の側面にさすサボがありました。
 ホームにたたずんでいると、列車の案内がありました。
 そして、次に乗る列車がきました。
 次に乗るのは、11時42分発、普通列車の「しんぺい」号、人吉行きです。
 先ほどの「はやとの風」号と同じ車両ですが、色が違います。
 側面を見ると、こちらにもこのような窓があります。
 吉松→人吉とあるのが、サボです。
 こちらも同じ2両編成ですが、もうひとつのほうは、窓が通常のものでした。
 そして、こちらが運転台です。




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